CASE STUDY

ProJet3500HDMAX / 試作/サービス

「設計から製造まで」職人技と最新技術の力で実現する超精密部品の試作サービス

誰もが圧倒される巧みな技術力と最新鋭のレーザー加工機・ワイヤー放電加工機を駆使しながら、 少量多品種の金属試作造形サービスと最終パーツの金属精密加工を行っている株式会社サテリット様。 「ProJet3500HDMAX」導入で、金属部品から樹脂パーツまで一貫した試作品造形サービスをお客様に提供しています。

金属加工

株式会社サテリット

株式会社サテリット

超ミクロの精度と短納期 技術と信頼のサテリット

satellyt_img01巧みな技術力と最新鋭のレーザー加工機・ワイヤー放電加工機を駆使し、切る・曲げるの作業で、板金加工を専門として試作サービスを行っている株式会社サテリットは、金属部品の試作製造をメインに、設計から製造まで「工程短納期」をモットーに業務を行っています。
注文から納品までおおよその納期は一週間。高精度・高品質な製品化でニーズに応えます。
お客様からの依頼件数は月に数百件。主にコネクター等の精密機器関連部品が7割程度をしめています。
株式会社サテリットでは、非常に微細な精密部品を最新鋭の金属加工機と熟練の職人技でお客様に提供しています。

20年以上培った巧みなノウハウを最大限に発揮

巧みなポイント1:依頼の図面を瞬時に理解し、展開図を作成します。

「注文時にお客様から提供される図面は完成品なので、その図面をダイレクトに右から左へ流すことは出来ないのです。実は加工機は平面の金属板を加工するので、立体の図面は使用できないのです。まずはどんなに複雑で微細な形状でもお客様から提供された図面から展開図を作成します。」そう語る代表取締役の矢澤氏。
複雑且つ微細な形状の展開図を想像するだけでも難しい印象を持ちます。
この作業はノウハウが必要ですよね?と率直にお聞きしたところ、「我々が製造するものはコネクターの中身の部品なので、コンマ何ミリの世界なのです。依頼された図面上に尺度20倍と書かれていることもあるほどなので、設計者でも気づかなく図面上ではわからない、加工が困難な形状に対して瞬時に理解する必要がありますね。」と実際の図面を手に取りながら私たちに見せてくださいました。
「ただ、展開図を作成してすぐに加工機へかける工程には移れないですよ」と語りながら矢澤氏と技術員の磯山氏は目を合わせます。
「板金加工は平板を曲げて成型するので曲げたときに完成図の寸法を再現するに‘‘伸びしろ‘‘が必要になります。曲げた時の伸びた部分は完成図には含まれていないから、依頼時の図面の展開図をそのまま使って製造しても、完成図通りの寸法にはならないのです」と矢澤氏は分かりやすく説明してくださいました。


加工機にかけるためには下記のイメージ図のように伸びしろなどを含んだ展開図が必要になるのです。
「この作業は長年の経験で培ったノウハウが必要になりますね。私たちは似ている形状はすぐに伸びしろの数値を算出できますよ」と主に磯山氏は自信を持っておっしゃいます。

設計者側の意図と図面を瞬時に理解をするそのスピード感、さらに完成図通りの寸法に必要な数値を算出して図面に適用させるその技術に圧倒されます。

 


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巧みなポイント2:微細で複雑な形状も正確かつスピーディに曲げます。

satellyt_img02たとえば図のような同じ爪がいくつか連なる形状は、全て同じように曲げる必要があります。
非常に細かいですが、手作業で曲げるのですか?とお聞きしたところ、「どんなに微細で複雑な形状も曲げの作業は全て手作業ですよ。」と矢澤氏。
ひとつひとつ慎重に長年の経験の上で圧力を加え曲げていくのです。
これが、15×10×5.5(mm)サイズというので驚きです。

樹脂パーツ製造への思いと3Dプリンターの存在

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株式会社サテリットの依頼件数の7割がコネクターの関係の金属部品。当然樹脂で成型されたコネクターに金属部品をはめ込むこととなります。
「依頼された設計図を見ただけでは、コネクターのどのパーツなのか分からないこともしばしばあります、自社ではめ込みの検証ができたら便利だろうという認識はありました。」と真剣に語る磯山氏。
そして矢澤氏は、「樹脂パーツの試作造形も自社の既存サービスに加え、本体と金属部品の試作を一括でできたらお客様にとっても利便性があるだろうという思いを持っていて、樹脂パーツの製造が可能な光造形機が世の中に出てきたころから、この機械はサービス拡大に繋がる、使ってみたいという気持ちはありました。」と当時の思いを語ります。
しかし当時の価格は現在の数倍。購入するには難しく一度は断念しました。

近年の3Dプリンターの普及により、ある程度精度の出る機械でも手の届く値段にもなったことから、3Dプリンターの導入が視野に入り、2015年の1月頃から再度検討をはじめました。
はじめはお試し感覚で低価格帯の3Dプリンターをちょっと使ってみて・・・(矢澤氏)というイメージで低価格な3Dプリンターの導入を検討していたそうです。

「お付き合いのあるコネクターメーカーに、3Dプリンターを導入して樹脂パーツの試作サービスをはじめようと検討していると相談しました、そこで産業技術センターなどの機関で3Dプリンターのテスト造形が出来ることを知り、パーソナルタイプからハイエンドな3Dプリンターまで造形検証しましたよ。」と矢澤氏はおっしゃいます。
3Dプリンターも様々な機種が存在する中で、自分たちのやりたいことにマッチする3Dプリンターを探していたのです。

ようやく出会えた!自社サービスにマッチしたProJet3500HDMAX導入の決め手とは?

ProJet3500HDMAXとの出会いは、意外にも株式会社サテリットへコネクターの中身金属部分の試作を依頼していたお客様が、コネクター本体の樹脂部分の試作をProJet3500シリーズを導入している外部の造形サービスを活用されていたことでした。
「お客様から依頼された図面にコネクター樹脂部分は「VisiJet M3 Black」と記載されていて、ProJet3500シリーズの機械で造形すると指定されていました、そこで自社でこの機械を導入したらお客様の依頼を一括で受けることができるようになるのではと考えたのです」と矢澤氏。実際の造形物を確認したく、来場されたのが「試作市場2015」。兼松エレクトロニクス株式会社様とイグアスが共同で出展していました。
これをきっかけにProJet3500HDMAXのテスト造形を実施。以前より使ってみたいと考えていた光造型機とも比較をしたそうです。
その結果、「表面の仕上がりがよく微細造形を得意とすること、そして最大の決め手はお客様からのニーズもある、スナップのようなはめ合わせが出来るほどのじん性を持つマテリアルが使用できる点に魅力を感じました。」と株式会社サテリットならではの決め手を教えてくださる矢澤氏。導入を前提とした具体的な検討をはじめたのです。

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【導入の決め手】
 ・表面のなめらかさ
 ・光造形機で可能な0.17~0.12ミリの穴の再現が出来ること(微細造形が可能なこと)
 ・じん性のあるVisiJet M3 Blackのマテリアル(スナップなどのはめ合わせが可能)

~板金加工ならではの微細造形が可能なメリット~
株式会社サテリットの7割を締める依頼は、針よりも細い直径0.2ミリ穴のように非常に細かく微細な形状です。
3Dプリンターの活用は、製造された微細な金属部品が組み込まれる本体の造形となります。
組み込み検証を行う為には、0.2ミリの穴が入る程の精度が必要なのです。

サテリットならではの3Dプリンターの活用と可能性

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ProJet3500HDMAXを導入されておよそ2ヶ月。(2016年2月取材時現在)
導入されてから日が浅いながらも、様々な面で活用の意味を実感しています。

【導入効果】
 ・金属部分のみならず樹脂成型品の試作まで一貫したサービスが可能となった
 ・自社検証が可能となりイメージが湧きやすく作業効率が向上した

「実際にコネクターの中身の金属部品造形を行いながらも、組み込まれるコネクター本体をイメージすることが難しかったです。製造した金属部品がきっちりと組み合うのか不安もありましたし、お客様から本体を借りて検証することもありました」と磯山氏は言います。
「ProJet3500HDMAXを導入したことで、納品前にコネクター本体を3Dプリンターで造形し、はめ込み等の検証を自社で行うことが出来るようになったので、お客様からの手戻りも減少し、作業効率も向上しました。3Dプリンターは自動で造形してくれるので、その間別の作業に取り組むこともできます。ただサポート除去の工程は手作業ですけどね・・・」と実際にProJet3500HDMAXを稼動させている磯山氏は語ります。
作業場には、後処理に使用する機材が沢山、後処理ひとつでも丁寧でスピーディーな作業を行っている姿が伺えます。
造形物の評価はお客様からの印象も質感・外観ともに好印象。
「3Dプリンターという新しい機械を取り入れたので、これからは樹脂パーツの試作も積極的に行いたいです。そしてより一層お客様のニーズに合わせた試作サービスを行っていきたい」とこれからのサービスへの意気込みを語る矢澤氏。

今後は長年培った金属加工技術と最新鋭の加工機、そしてProJet3500HDMAXによるプラスティック造形を組み合わせ、設計・製造・組み立てまでトータルで提供できるサービスを社員一同全力で目指します。

 

 【NEW】『3Dプリンター加工サービス』のご案内

 株式会社サテリットでは、最新鋭のレーザー加工機・ワイヤー放電加工機械を活用した板金加工サービスに加え、
 3Dプリンター加工のサービスを実施しています。

 お客様の企画・設計試作案を高精度な3Dプリンターで試作することで、
 素早く手に取り確認ができ、業務効率化を図ることができます。

 3Dプリンターで試作を行いたいけど、導入するにはコスト面で難しいお客様など、ぜひ当サービスをご活用ください。
 サテリット長年培った巧みな技術力でお客様の3Dプリンター活用を協力にサポートします。

 詳細はこちら>>http://www.satellyt.co.jp/performance/3dprinter/

SATELLYT|サテリット株式会社

【企業DATA】

株式会社サテリット
設立:昭和60年
資本:95,000千
本社:東京都八王子市高倉町38-11
URL:http://www.satellyt.co.jp/

KEL|兼松エレクトロニクス株式会社

【販売代理店】

兼松エレクトロニクス株式会社
本社:東京都中央区京橋2-13-10 京橋MIDビル
URL:http://www.kel.co.jp/

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